禅心(読み)ぜんしん

精選版 日本国語大辞典 「禅心」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しん【禅心】

〘名〙 仏語禅定(ぜんじょう)の心。心を一つ対象に集中して乱れない状態をいう。
※凌雲集(814)聴誦法華経各賦一品得方便品題中取韵〈嵯峨天皇〉「春暮禅心何寂寞、恭々傾耳聴経王」 〔李頎‐題璿公山池詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「禅心」の読み・字形・画数・意味

【禅心】ぜんしん

さとりを得た禅定の心。唐・李公の山池に題す〕詩 片石峯に色相を窺ひ 、禪心を照らす

字通「禅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android