禍も三年置けば用に立つ(読み)ワザワイモサンネンオケバヨウニタツ

デジタル大辞泉 「禍も三年置けば用に立つ」の意味・読み・例文・類語

わざわい三年さんねんけばよう

わざわいも時がたてば、幸いの糸口になることがある。禍も三年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「禍も三年置けば用に立つ」の意味・読み・例文・類語

わざわい【禍】 も 三年(さんねん)(お)けば=用(よう)に立(た)つ[=役(やく)に立(た)つ・=福(ふく)の種(たね)

今わざわいとなるものも、時がたてば、役立ってしあわせのいとぐちとなることもある。わざわいも三年。わざわいの三年目。わざわい三年時の用。〔俳諧・世話尽(1656)〕

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