秋収(読み)しゅうしゅう

精選版 日本国語大辞典 「秋収」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう シウシウ【秋収】

〘名〙 秋の農作物のとりいれをすること。秋の収穫
三代格‐一四・承和七年(840)二月一一日「借貸困窮之徒、秋収之時依数俾報」
読本英草紙(1749)四「今作物秋収(シウシウ)(〈注〉アキイレ)の時なり」 〔荀子王制

あき‐おさめ ‥をさめ【秋収】

〘名〙 秋の取り入れ。脱穀などの庭仕事。また、その終了祝い。そのあとの収納地方により、秋じまい、秋上げ、土洗い、などという。《季・秋》〔色葉字類抄(1177‐81)〕
夫木(1310頃)三一「時雨せぬよしたの村のあきおさめ刈りほす稲のはかりなきかな〈大江匡房〉」

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デジタル大辞泉 「秋収」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう〔シウシウ〕【秋収】

秋の取り入れ。秋の収穫。

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