秋山の(読み)アキヤマノ

デジタル大辞泉 「秋山の」の意味・読み・例文・類語

あきやま‐の【秋山の】

[枕]秋山紅葉が美しく照り映える意から、赤く色づいている意の「したふ」「色なつかし」にかかる。
「―したへるいも」〈・二一七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「秋山の」の意味・読み・例文・類語

あきやま‐の【秋山の】

秋の山の木々が紅葉して美しく照り映える意で「したふ」にかかり、また、「色なつかし」にかかる。
古事記(712)中「是に二はしらの神有りき、兄は秋山之(あきやまの)下氷壮夫(したひをとこ)と号(なづ)け、弟は春山之霞壮夫(かすみをとこ)と名づけき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android