秋晴(読み)アキバレ

デジタル大辞泉 「秋晴」の意味・読み・例文・類語

あき‐ばれ【秋晴(れ)】

秋の、よく澄んで晴れ渡っている空のようす。秋の快晴 秋》「―や宇治の大橋横たはり/風生
[類語]秋日和晴天晴れ日本晴れ快晴好天上天気炎天天気・天気晴朗・五月晴れ梅雨晴れ晴れ間日照り油照り

しゅう‐せい〔シウ‐〕【秋晴】

あきばれ。

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精選版 日本国語大辞典 「秋晴」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐せい シウ‥【秋晴】

〘名〙 秋の晴れた天気。秋晴れ
菅家文草(900頃)一・九月侍宴、同賦喜晴「重陽資、四望喜秋晴」 〔鄭谷‐悶題詩〕

あき‐ばれ【秋晴】

〘名〙 秋の空が青々と澄んで晴れわたっていること。秋の快晴。あきびより。《季・秋》
※永日小品(1909)〈夏目漱石〉声「机に頬杖を突いて、〈略〉秋晴を眺めてゐた」

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普及版 字通 「秋晴」の読み・字形・画数・意味

【秋晴】しゆう(しう)せい

秋晴れ。唐・谷〔悶題〕詩 厭(いと)ふこと(なか)れ、九衢塵土の 秋滿眼、是れ南山

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