秋波を送る(読み)しゅうはをおくる

精選版 日本国語大辞典 「秋波を送る」の意味・読み・例文・類語

しゅうは【秋波】 を 送(おく)

女性が、相手関心を引こうとして、こびを含んだ目つきで見る。
※遠思楼詩鈔(1837‐49)二・下・読捜神記「流眄如意、宛転送秋波

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「秋波を送る」の意味・読み・例文・類語

秋波しゅうはおく・る

異性の関心をひこうとして色目を使う。「向かい側の男性に―・る」
自分利益のために相手の関心をひこうとする。「大国に―・る」
[類語]媚びるへつらうおもねる取り入るごますり阿諛おためごかし卑屈媚びへつら取り巻く媚びを売る胡麻をする鼻息をうかがう太鼓を叩く機嫌を取る尻尾を振る歓心を買う色目を使う気を引く気を持たせる調子を合わせる追従ついしょうおべっかおべんちゃら諂巧てんこう諂阿てんあ諂曲てんごく諂笑てんしょう諂媚てんび諂諛てんゆ阿付迎合へいへいへいこらぺこぺこ曲学阿世味噌を意を迎える

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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