秋野庸彦(読み)あきの つねひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋野庸彦」の解説

秋野庸彦 あきの-つねひこ

1841-1920 幕末-明治時代の国学者。
天保(てんぽう)12年9月生まれ。鈴木重胤(しげたね)に師事し,のち江戸にでて儒学を芳野金陵らに,医術林洞海にまなぶ。重胤の著作「日本書紀伝」を校訂。維新後は山形県会議員となり,加茂坂トンネルの開削などにつくした。大正9年3月死去。80歳。出羽(でわ)田川郡(山形県)出身。通称は仲衛,美彦。号は松屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android