秘語(読み)ひご

精選版 日本国語大辞典 「秘語」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ご【秘語】

〘名〙 秘密のことば。犯罪者や秘密結社員などの仲間うちで用いられる特殊な言語。また、公開をはばかる、卑猥なことば。
普賢(1936)〈石川淳〉八「生死のあはひの黄昏に漂ふ人魂(ひとだま)の身にとってかくまで懐かしい内証の秘語があらうか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「秘語」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ご【秘語】

秘密の言葉。仲間うちだけに通用する特殊な言葉。また、公言がはばかられるような言葉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android