稲取温泉(読み)いなとりおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「稲取温泉」の意味・わかりやすい解説

稲取温泉
いなとりおんせん

静岡県南東部,伊豆半島東岸の東伊豆町温泉泉質食塩泉泉温は 60~80℃で湯量が多い。皮膚病神経痛リウマチなどにきく。東伊豆最大の漁業の町であったが,1956年南部の海岸で温泉が湧出し,観光温泉地として急速に発展し,一躍伊豆半島の有力観光地となった。観光ミカン園もある。6月上旬のどんつく祭り奇祭富士箱根伊豆国立公園に属する。

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デジタル大辞泉プラス 「稲取温泉」の解説

稲取温泉

静岡県賀茂郡東伊豆町、伊豆半島東海岸の稲取岬にある温泉。漁港として古くから栄えた地で、温泉宿では金目鯛、伊勢エビなどの新鮮な魚介が楽しめる。

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