稲年(読み)いなどし

世界大百科事典(旧版)内の稲年の言及

【暦】より

…また,フィリピンのボントック・イゴロット諸族ではこの植物が稲のみに集中し,稲作のいろいろの作業と関連して8の期間に分けられている。このように稲との関連で形成される暦をとくに稲年(いなどし)rice yearと呼ぶ。未開社会の暦はつねに月の満ち欠けと組み合わされるとは限らないが,月と組み合わされた暦のほうがより一般的である。…

※「稲年」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android