稲野年恒(読み)いなの としつね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲野年恒」の解説

稲野年恒 いなの-としつね

1858-1907 明治時代の日本画家。
安政5年生まれ。東京で月岡芳年(つきおか-よしとし)に浮世絵をまなび,のち京都の幸野楳嶺(こうの-ばいれい)に師事。大阪にすんで,「毎日新聞」「朝日新聞」に小説挿絵をかいた。明治40年5月27日死去。50歳。加賀(石川県)出身本姓武部。名は孝之。別号に可雅仙人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android