穂蓼(読み)ほたで

精選版 日本国語大辞典 「穂蓼」の意味・読み・例文・類語

ほ‐たで【穂蓼】

〘名〙 タデ花穂。穂は赤く、頂きに白い花をつける。《季・秋》
※新撰六帖(1244頃)六「鷺のとぶ川辺のほたてくれなゐに夕日さびしき秋の水かな〈藤原家良〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「穂蓼」の意味・読み・例文・類語

ほ‐たで【穂×蓼】

タデの、花穂が出たもの。タデの花。 秋》甲斐がねや―の上を塩車蕪村

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