精選版 日本国語大辞典 「穆宗」の意味・読み・例文・類語
ぼくそう【穆宗】
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…阿骨打の父劾里鉢(世祖)は建国以前において最大の難敵であった桓赧,散達兄弟の勢力を倒して,完顔氏の優位を決定づけた。叔父盈歌(穆宗)のときには一段と勢力を拡大して,兄烏雅束(康宗)時代に東北地区東部のほとんどを支配下に入れた。1113年(北宋の政和3)に烏雅束のあとを継いだ阿骨打はこの実力を背景に遼に対して戦いの準備を進めたが,逃亡者阿踈の返還問題を理由として翌年ついに遼と戦端を開いて寧江州に攻めこんでこれを破った。…
…名は載淳(さいじゆん)。廟号は穆宗(ぼくそう)。父は咸豊帝,母は西太后である。…
※「穆宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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