積水ハウス[株](読み)せきすいハウス

百科事典マイペディア 「積水ハウス[株]」の意味・わかりやすい解説

積水ハウス[株]【せきすいハウス】

住宅メーカー・トップ。1960年積水化学工業プラスチックの用途拡大のためハウス事業部を設立し,プレハブ住宅の事業化を計画。同年,旭化成工業(現旭化成)・三和銀行(現UFJ銀行)等の出資を得て,積水ハウス産業を設立。1963年現社名に改称。プレハブ住宅の総合メーカーとして群を抜いた存在。自社生産・自社販売の直販体制で顧客支持獲得。強力な営業力が強み。マンション・都市再開発などに事業を拡大している。木造住宅にも力を入れる。本社大阪,工場滋賀,茨城ほか。2011年資本金1865億円,2011年1月期売上高1兆4883億円。売上構成(%)は,工業用住宅請負47,不動産販売15,不動産賃貸25,その他12。→プレハブ建築

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