積習(読み)せきしゅう

精選版 日本国語大辞典 「積習」の意味・読み・例文・類語

せき‐しゅう ‥シフ【積習】

〘名〙 長い間習慣となること。昔から続いているしきたり習わし
菅家文草(900頃)七・顕揚大戒論序「自後師資不絶、積習為常」
太平記(14C後)一六「又さる事やあらんと定めなき憑みに積習(セキシウ)して、此度は、公家にも武家にも供養仕る者多かりけり」 〔新唐書‐王紹宗伝〕

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デジタル大辞泉 「積習」の意味・読み・例文・類語

せき‐しゅう〔‐シフ〕【積習】

古くからのならわし。

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普及版 字通 「積習」の読み・字形・画数・意味

【積習】せきしゆう

久習

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