空性法親王(読み)くうしょうほうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「空性法親王」の解説

空性法親王 くうしょうほうしんのう

1573-1650 織豊-江戸時代前期,誠仁(さねひと)親王の第2王子。
天正(てんしょう)元年生まれ。16年京都の大覚寺で出家し,18年親王となる。慶長3年から四天王寺別当をつとめ,のちに還俗(げんぞく)。和歌にすぐれた。慶安3年8月25日死去。78歳。名は定輔(さだすけ)。法名は別に性舜,義性。号は瑞庵,虔真。著作に「桂光院追悼和歌並詩」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android