精選版 日本国語大辞典 「空柱」の意味・読み・例文・類語
うつお‐ばしら うつほ‥【空柱】
〘名〙 (中がうつろの柱の意) 雨水を受ける箱形の縦樋(たてどい)。柱に孔(あな)の通ったような仕組のもの。特に、清涼殿殿上の間の東面南端にある雨落(あまおち)の柱をさす。たてどい。はこどい。うつぼばしら。
※周防内侍集(12C前頃)「昔の殿上人の人々、うつほばしらを隠し題によみて」
うつぼ‐ばしら【空柱】
〘名〙 =うつおばしら(空柱)
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