空株(読み)カラカブ

デジタル大辞泉 「空株」の意味・読み・例文・類語

から‐かぶ【空株】

株式空売り空買いで、実際に受け渡しされない株。くうかぶ。→実株じつかぶ

くう‐かぶ【空株】

からかぶ(空株)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空株」の意味・読み・例文・類語

から‐かぶ【空株】

〘名〙 空(から)売り、空買いで、実際の受け渡しをしない株。⇔実株(じつかぶ)
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉青年実業家「畢竟空株(カラカブ)空相場(くうさうば)が到る処に行はれたので一時事業が起ったやうに見えたが」

くう‐かぶ【空株】

犬蓼(1890)〈斎藤緑雨〉「孰(たれ)か知らん伯の遣されしは空株(クウカブ)

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