空閨(読み)クウケイ

デジタル大辞泉 「空閨」の意味・読み・例文・類語

くう‐けい【空×閨】

夫婦片方がいないために、独りで寂しく寝る寝室孤閨空房。「空閨をかこつ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空閨」の意味・読み・例文・類語

くう‐けい【空閨】

〘名〙 相手がなくひとりで寝るさびしい寝室。孤閨(こけい)。空房。
文華秀麗集(818)中・折楊柳嵯峨天皇〉「久戍帰期遠。空閨別怨悲」
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉夏霜枯「おとなしい本妻には三日でも四日でも空閨(クウケイ)を守らせて置きながら」 〔鮑照‐秋夜詩〕

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普及版 字通 「空閨」の読み・字形・画数・意味

【空閨】くうけい

空房。

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