突入(読み)トツニュウ

デジタル大辞泉 「突入」の意味・読み・例文・類語

とつ‐にゅう〔‐ニフ〕【突入】

[名](スル)
激しい勢いでつっこむこと。「敵陣内に突入する」
重大な事態に入ること。「スト突入する」「戦争突入する」
[類語]侵入乱入侵す侵害侵略進入入り込む潜り込む忍び込む忍び入る紛れ込む割り込む分け入る潜入浸入闖入ちんにゅう流入深入り侵寇侵犯侵攻切り込む踏み込む乗り込む立ち入る押し入る駆け込む走り込む押し込む繰り込む上がり込む舞い込む足を踏み入れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「突入」の意味・読み・例文・類語

つき‐い・れる【突入】

〘他ラ下一〙 つきい・る 〘他ラ下二〙 はげしい勢いでさしこむ。勢いよく突っこむ。
※百座法談(1110)三月四日「馬頭牛頭なを此法師よくつきいれむとて、鉄のつゑをささぐるほどに」
※延慶本平家(1309‐10)一本殿下御車の内へ弓のはずをあららかにつき入つき入しければ」

とつ‐にゅう ‥ニフ【突入】

〘名〙 ある場所やある状態にはげしい勢いでつき入ること。
※新聞雑誌‐二九号・明治五年(1872)二月「雲集し居ける中へ突入し」 〔後漢書‐虞延伝〕

つっ‐ぱい・る ‥ぱひる【突入】

〘自ラ四〙 むりやり入り込む。押し入る。また、さっとはいる。
雑俳柳多留‐一五(1780)「大一座松葉の中へつっはひり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「突入」の読み・字形・画数・意味

【突入】とつにゆう

突進

字通「突」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android