突如(読み)トツジョ

デジタル大辞泉 「突如」の意味・読み・例文・類語

とつ‐じょ【突如】

[ト・タル][文][形動タリ]何の前触れもなく物事が起こるさま。だしぬけであるさま。突然。「突如として人々が騒ぎだす」
[副]に同じ。「突如ガス爆発が起こる」
[類語]ひょっこり打ち付けぶっつけにわか唐突出し抜け突然急遽きゅうきょ短兵急不意忽然俄然いきなり不意にふと矢庭にふいとふっとついついついついとつとひょっとひょいはた思わず思わず知らず思いがけずはしなくはしなくも図らず図らずも時ならずたちま卒然やぶから棒寝耳に水突発的発作的反射的青天の霹靂へきれき

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精選版 日本国語大辞典 「突如」の意味・読み・例文・類語

とつ‐じょ【突如】

[1] 〘形動ナリ・タリ〙 だしぬけに現出するさま。急におこるさま。にわかなさま。突然。不意。ひょっくり。〔土井本周易抄(1477)〕
※澪(1911‐12)〈長田幹彦〉四「やがて口もきかずそのままついと後を向いて突如に桟橋の方へばたばたと駆けだした」
[2] 〘副〙 急に。にわかに。不意に。いきなり。突然。
楚囚之詩(1889)〈北村透谷〉一一「突如(トツショ)窓を叩いて余が霊を呼ぶ者あり」 〔易経‐離卦〕

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普及版 字通 「突如」の読み・字形・画数・意味

【突如】とつじよ

突然。

字通「突」の項目を見る

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