窄る(読み)スボル

デジタル大辞泉 「窄る」の意味・読み・例文・類語

すぼ・る【×窄る】

[動ラ四]
狭くなる。小さくなる。ちぢむ。
「おのづから一門の付き合ひにも肩身―・りて」〈浮・織留・五〉
景気が衰える。
「世の―・りたる物語して」〈浮・胸算用・四〉

すば・る【×窄る】

[動ラ四]すぼる」に同じ。
「下戸は酒にあうてから、口が―・る程に」〈咄・醒睡笑・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android