立年(読み)りゅうねん

精選版 日本国語大辞典 「立年」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ねん リフ‥【立年】

〘名〙 (「論語‐為政」の「三十而立」による) 三〇歳。壮年男盛り
※浮世草子・近代艷隠者(1686)三「立年(リウネン)と見ゆる男の、よつ竹と言物をうちてたのしむあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「立年」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ねん〔リフ‐〕【立年】

《「論語」為政の「三十にして立つ」から》30歳。また、壮年。男盛り。
「内に―と見ゆる男の」〈浮・近代艶隠者〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android