立添う(読み)タチソウ

デジタル大辞泉 「立添う」の意味・読み・例文・類語

たち‐そ・う〔‐そふ〕【立(ち)添う】

[動ワ五(ハ四)]
離れないでそばにいる。よりそう。つきそう。
恋人の影も―・う」〈鏡花歌行灯
ある状態に他のものが付け加わる。
「御匂の―・ひたれば」〈・蛍〉
人のあとを追って死ぬ。
「程もなくまた―・ひぬべきが、口惜しくもあるべきかな」〈夕顔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android