立石斧次郎(読み)たていし おのじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「立石斧次郎」の解説

立石斧次郎 たていし-おのじろう

1843-1917 幕末-明治時代の通訳
天保(てんぽう)14年9月16日生まれ。オランダ通詞立石得十郎の養子となり,安政7年養父とともに遣米使節随行。現地で大歓迎をうけ,トミーの愛称をえた。文久3年母方の米田姓を名のり幕臣となる。維新後長野桂次郎と改名,岩倉使節団に参加。ハワイ移民監督官,大阪控訴院通訳官などをつとめた。大正6年1月13日死去。75歳。江戸出身。本姓は小花和。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android