竹下健児(読み)たけした けんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹下健児」の解説

竹下健児 たけした-けんじ

1926-1981 昭和時代後期の放射線物理学者。
大正15年4月21日生まれ。昭和20年学徒動員先の長崎被爆。母校九大の助教授をへて,40年広島大原爆放射能医学研究所教授となる。被爆の実態影響をあきらかにした。昭和56年9月20日死去。55歳。熊本県出身。著作に「広島・長崎の原爆災害」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android