竹内正兵衛(読み)たけのうち しょうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹内正兵衛」の解説

竹内正兵衛 たけのうち-しょうべえ

1819-1864 幕末武士
文政2年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士元治(げんじ)元年禁門の変で敗れて帰国。恭順派が藩の政権をにぎったため野山獄に投獄され,同年11月12日処刑された。46歳。本姓は八谷(やたがい)。名は清喜(記),勝愛。号は竹叢,至愚

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「竹内正兵衛」の解説

竹内正兵衛

没年:元治1.11.12(1864.12.10)
生年:文政2(1819)
幕末の長州(萩)藩士。藩要路にあって尊攘運動支援。元治1(1864)年福原越後の軍の参謀として上洛,禁門の変に敗れ帰藩。第1次長州征討下に誕生した佐幕派藩庁により処刑された。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android