竹本春子太夫(2代)(読み)たけもと はるこだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本春子太夫(2代)」の解説

竹本春子太夫(2代) たけもと-はるこだゆう

1867-1928 明治-大正時代浄瑠璃(じょうるり)太夫
慶応3年2月9日生まれ。義太夫節。明治18年3代竹本大隅太夫(おおすみだゆう)に入門,竹本伊達太夫(6代土佐太夫)とともに大阪堀江座の双璧(そうへき)と称せられ,文楽座に対抗した。悪声だったが,春子節といわれる節まわしで評判をとった。昭和3年5月5日死去。62歳。大坂出身。本名は福井清吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android