竹本津太夫(2世)(読み)たけもとつだゆう[にせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竹本津太夫(2世)」の意味・わかりやすい解説

竹本津太夫(2世)
たけもとつだゆう[にせい]

[生]?
[没]1912
義太夫節太夫。本名桜井源助。通称法善寺。竹本山四郎門人。初名緑太夫。元治1 (1864) 年2世津太夫となった。 1910年引退後7世綱太夫。櫓下 (やぐらした。総座頭) の摂津大掾に対し,渋い情味のある芸で知られた。門下から3世津太夫,豊竹山城少掾らを輩出

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android