竹田近江(初代)(読み)たけだ おうみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹田近江(初代)」の解説

竹田近江(初代) たけだ-おうみ

?-1704 江戸時代前期のからくり芝居座本。
江戸でからくりを考案万治(まんじ)元年京都で出雲目(いずものさかん),翌年近江少掾(しょうじょう)をさずけられ,からくりの興行権をえる。寛文2年大坂道頓堀で竹田座をひらき,からくり人形芝居をはじめて名声を博した。宝永元年7月3日死去。阿波(あわ)(徳島県)出身。名は清房。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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