笛吹けども踊らず(読み)フエフケドモオドラズ

デジタル大辞泉 「笛吹けども踊らず」の意味・読み・例文・類語

ふえけどもおどらず

新約聖書マタイ伝」11章から》手を尽くして働きかけても、人がそれに応じて動き出さないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笛吹けども踊らず」の意味・読み・例文・類語

ふえ【笛】 吹(ふ)けども踊(おど)らず

(新約聖書マタイ伝福音書第一一章に「われら笛ふけどもなんじら踊らず」とあるところから) 人に何かをさせるつもりでさまざまに手立てを調えて誘っても、人がこれに応じて動かないことをいう。
※引照新約全書(1880)馬太伝福音書「われら笛ふけども爾曹おどらず哀をすれども爾曹胸うたずと云に似たり」

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