笠原恭雲(読み)かさはら きょううん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠原恭雲」の解説

笠原恭雲 かさはら-きょううん

1754-1831 江戸時代中期-後期の医師。
宝暦4年生まれ。江戸神田の躋寿(せいじゅ)館の多紀藍渓,多紀元簡(もとやす)に師事し,のち同館の講師となる。小野蘭山にまなんだ本草学を医療に応用明和(1764-72)のころ出羽(でわ)久保田藩侍医となり,文化7年郷里の土佐へかえった。天保(てんぽう)2年3月15日死去。78歳。本姓中根。名は正恒通称雲仙

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android