符頭(読み)ふとう

精選版 日本国語大辞典 「符頭」の意味・読み・例文・類語

ふ‐とう【符頭】

〘名〙 (note head の訳語) 音符の頭。音符の音の高さを示す白または黒の卵形部分

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デジタル大辞泉 「符頭」の意味・読み・例文・類語

ふ‐とう【符頭】

音符の白または黒の円い部分。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の符頭の言及

【音符】より

…音符・休符の形態と用法は歴史的に変化したが,ここでは17世紀以降の西洋音楽で慣用されているものについてのみ述べる。
[形態と各部分の名称]
 すべての音符は丸い符頭(たま)をもち,譜表上で符頭が占める位置によって音の高さを表示する。符頭には白いもの(全音符と2分音符)と黒いもの(4分音符以下)の2種類がある。…

※「符頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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