第三債務者(読み)ダイサンサイムシャ

デジタル大辞泉 「第三債務者」の意味・読み・例文・類語

だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】

ある債権関係の債務者に対してさらに債務を負う者。

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精選版 日本国語大辞典 「第三債務者」の意味・読み・例文・類語

だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】

〘名〙 ある債権関係の債務者に対してさらに債務を負う者をいう。債務者の債務者。

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世界大百科事典(旧版)内の第三債務者の言及

【強制執行】より

…これに対して,不動産については登記が重要な役割を果たしているので,裁判所の強制競売開始決定などに基づいて差押えの登記がなされる(46条)。さらに債権については,第三債務者に対する支払禁止が,差押えの効力の中心をなすので,差押命令が第三債務者に送達されることによって,差押えの効力が生じる(145条4項)。そのほか,換価の方法などについても,これら3種類の金銭執行の間には差異が認められる。…

※「第三債務者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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