筑波技術大学(読み)つくばぎじゅつだいがく

精選版 日本国語大辞典 「筑波技術大学」の意味・読み・例文・類語

つくば‐ぎじゅつだいがく【筑波技術大学】

茨城県つくば市にある、聴覚、または視覚障害者のための国立大学。昭和六二年(一九八七設立の筑波技術短期大学を経て、平成一七年(二〇〇五)大学として発足

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デジタル大辞泉 「筑波技術大学」の意味・読み・例文・類語

つくば‐ぎじゅつだいがく【筑波技術大学】

茨城県つくば市にある国立大学法人。平成17年(2005)に開学した、聴覚・視覚障害者のための4年制大学。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「筑波技術大学」の意味・わかりやすい解説

筑波技術大学
つくばぎじゅつだいがく

国立大学法人。聴覚および視覚障害者のためにつくられた国内唯一の国立大学。1987年(昭和62)3年制の筑波技術短期大学設置、2005年(平成17)4年制の筑波技術大学となる。2006年4月より学生受け入れ開始。2010年時点で、聴覚障害者を主として対象とする産業技術学部(産業情報学科、総合デザイン学科)、視覚障害者を主として対象とする保健科学部(保健学科、情報システム学科)と、大学院技術科学研究科をもつ。学内施設として障害者高等教育研究支援センター、附属東西医学統合医療センターなどがある。所在地本部、産業技術学部が茨城県つくば市天久保(あまくぼ)4-3-15、保健科学部がつくば市春日(かすが)4-12-7。

[編集部]

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事典 日本の大学ブランド商品 「筑波技術大学」の解説

筑波技術大学

[国立、茨城県つくば市]
[設置者]国立大学法人 筑波技術大学
[沿革・歴史]1987(昭和62)年10月、筑波技術短期大学を設置。2004(平成16)年4月、国立大学法人筑波技術短期大学に移行。2005(平成17)年10月、国立大学法人筑波技術大学と改組・開学(筑波技術短期大学は大学短期大学部となる)。
キャンパス]天久保キャンパス/春日キャンパス(ともにつくば市)
[マーク類]2005(平成17)年、筑波技術大学として新たに開学したのを機に、学章(シンボルマーク)を公募して制定。2007(平成19)年1月、商標登録済(第5021046号)。
[ブランド一覧]
遠隔情報保障システム
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大学事典 「筑波技術大学」の解説

筑波技術大学[国立]
つくばぎじゅつだいがく
National University Corporation Tsukuba University of Technology: NTUT

1987年(昭和62)設置の筑波技術短期大学が前身。2005年(平成17)に国立大学法人筑波技術大学が開学。日本で唯一,聴覚障害者と視覚障害者のための高等教育機関として,「社会に貢献できる先駆的な人材を育成すること」を使命に掲げる。現在,視覚障害者が学ぶ保健科学部と聴覚障害者が学ぶ産業技術学部を有する。教育指導の上では,聴覚障害者および視覚障害者の特性に配慮して「多様なニーズに応じた教育プログラム」や「障害の特性に応じた教育方法」を展開している。卒業生は毎年きわめて高い就職率を達成する。茨城県つくば市に天久保キャンパスと春日キャンパスを構え,2016年5月現在,上記の学部と1研究科に384人の学生を収容する。
著者: 山本剛

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「筑波技術大学」の意味・わかりやすい解説

筑波技術大学
つくばぎじゅつだいがく

国立大学法人。聴覚障害者と視覚障害者を対象に 1987年設立された筑波技術短期大学 (3年制) を前身として,2005年開学。聴覚障害者向けの産業技術学部,視覚障害者向けの保健科学部の2学部を置いた。入学定員は 90人 (2007) 。障害者高等教育研究支援センターを併設する。所在地は茨城県つくば市。

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百科事典マイペディア 「筑波技術大学」の意味・わかりやすい解説

筑波技術大学【つくばぎじゅつだいがく】

茨城県つくば市に本部を置く国立大学。聴覚障害者,視覚障害者を対象とした国内唯一の4年制大学。2005年開学。産業技術,保健科の各学部および大学院を設置(2013年4月現在)。

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