筑紫女学園大学(読み)チクシジョガクエンダイガク

デジタル大辞泉 「筑紫女学園大学」の意味・読み・例文・類語

ちくしじょがくえん‐だいがく〔チクシヂヨガクヱン‐〕【筑紫女学園大学】

福岡県太宰府だざいふ市にある私立大学。明治40年(1907)創立私立筑紫高等女学校を源流として、昭和63年(1988)に開設

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精選版 日本国語大辞典 「筑紫女学園大学」の意味・読み・例文・類語

ちくしじょがくえん‐だいがく チクシヂョガクヱン‥【筑紫女学園大学】

福岡県太宰府市にある私立の大学。明治四〇年(一九〇七)創立の筑紫高等女学校に始まる。短大を経て、昭和六三年(一九八八)大学として発足

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「筑紫女学園大学」の意味・わかりやすい解説

筑紫女学園大学
ちくしじょがくえんだいがく

私立。1987年(昭和62)設置、1988年開学。2005年(平成17)筑紫女学園短期大学(1965年開学)を筑紫女学園大学短期大学部へ名称変更、2007年4月大学院開設。浄土真宗の教えを建学の精神として設立。その精神をまとめた「自律(自己への目覚め)」「和平他者への目覚め)」「感恩(生命への目覚め)」を校訓とする。2010年時点で、日本語・日本文学科、英語学科、英語メディア学科、アジア文化学科、人間福祉学科、発達臨床心理学科からなる文学部と、大学院(人間科学研究科)を置き、現代教養学科、幼児教育科からなる短期大学部を併設する。経営母体である学校法人筑紫女学園は、ほかに高等学校、中学・高等学校(中高一貫)、短期大学部附属幼稚園などを運営する。大学の所在地は福岡県太宰府(だざいふ)市石坂2-12-1。

[編集部]

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大学事典 「筑紫女学園大学」の解説

筑紫女学園大学[私立]
ちくしじょがくえんだいがく
Chikushi Jogakuen University

1907年(明治40)私立筑紫高等女学校開校を起源とし,65年(昭和40)筑紫女学園短期大学開学(国文科・英文科・家政科),88年筑紫女学園大学開学。建学の精神は「親鸞聖人が明らかにされた仏陀(釈尊)の教え,すなわち浄土真宗の教えにもとづく人間教育」。校訓は「自律」「和平」「感恩」。「自律」は,自己を深く見つめ,さまざまな恵みに生かされていることを自覚し,自ら考え,判断し,行動していくこと。「和平」は,自分のまわりにある他のすべての存在を認め,互いに尊重しあう中に生まれるおだやかな世界のこと。「感恩」は,無限の生命のつながりに気付き,自分を支える大いなる恵みに感謝を抱き,その恩に報いたいと願い生きること。福岡県太宰府市のキャンパスに現代社会学部・文学部・人間科学部を設け,2016年(平成28)現在2511人の学生が在籍
著者: 船勢肇

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「筑紫女学園大学」の意味・わかりやすい解説

筑紫女学園大学
ちくしじょがくえんだいがく

私立女子大学。仏教系。1907年水月哲英が本願寺援助を受けて開設した私立筑紫高等女学校を起源とする。1965年筑紫女学園短期大学として開学,これを母体に 1988年 4年制の大学を開学,文学部を置いた。2011年人間科学部を開設。仏教学必修科目。2007年大学院を設置。人間文化研究所などを付設。所在地は福岡県太宰府市。

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