筒井(読み)ツツイ

デジタル大辞泉 「筒井」の意味・読み・例文・類語

つつい【筒井】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「筒井」姓の人物
筒井修つついおさむ
筒井順慶つついじゅんけい
筒井康隆つついやすたか

つつ‐い〔‐ゐ〕【筒井】

筒のように丸く掘った井戸

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精選版 日本国語大辞典 「筒井」の意味・読み・例文・類語

つつ‐い ‥ゐ【筒井】

〘名〙 筒状の枠でかこんだ井戸。
名語記(1275)六「二をば大門のおろし、これは金堂水のながれなり。三をばつつ井のおろしとなづく」

つつい つつゐ【筒井】

姓氏の一つ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「筒井」の意味・わかりやすい解説

筒井
つつい

奈良県北西部、大和郡山(やまとこおりやま)市の一地区。佐保(さほ)川西岸の地で、古代の条里遺構が残る。中世には筒井氏の拠(よ)った筒井城があり、環濠(かんごう)集落であった。近世に入って一農村となるが、町方要素も強かった。国道25号が通じ、近畿日本鉄道橿原(かしはら)線筒井駅がある。

[菊地一郎]

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