箕帚(読み)キシュウ

デジタル大辞泉 「箕帚」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅう〔‐シウ〕【××帚】

きそう(箕帚)

き‐そう〔‐サウ〕【××帚】

ちりとりと、ほうき。また、掃除をすること。きしゅう。

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精選版 日本国語大辞典 「箕帚」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅう ‥シウ【箕帚】

〘名〙
① ちりとりとほうき。また、それを用いて清掃すること。きそう。
臣下として仕えること。
妻妾となって仕えること。
江都督納言願文集(平安後)五「出累葉卿相之枝苗。掌於三品将作之箕箒

き‐そう ‥サウ【箕帚】

〘名〙 (「そう」は「帚」の慣用音) =きしゅう(箕帚)

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普及版 字通 「箕帚」の読み・字形・画数・意味

【箕帚】きそう(さう)

ちりとりと、ほうき。妻の謙称。〔史記、高祖紀〕呂曰く、臣~人を相すること多し。季の相に如(し)くは無し。願はくは季、自愛せよ。臣に息女り、願はくは季の箕帚の妾と爲さんと。

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