算用数字(読み)さんようすうじ

精選版 日本国語大辞典 「算用数字」の意味・読み・例文・類語

さんよう‐すうじ【算用数字】

〘名〙 アラビア数字のこと。本来筆算に用いる数字だったところからいう。0・1・2・3…などの一〇個。
※妾の半生涯(1904)〈福田英子〉五「算術を教へ給へ、算用数字は如何に書くにやなど」

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デジタル大辞泉 「算用数字」の意味・読み・例文・類語

さんよう‐すうじ【算用数字】

筆算に使用する数字。0、1、2、3、4、5、6、7、8、9の10種のアラビア数字のこと。
[類語]アラビア数字ローマ数字漢数字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の算用数字の言及

【数字】より

…インドでは10個の数字0,1,2,……,9と位取りの原則をうまく組み合わせて,すべての数字を表すようにした。この方法は計算(筆算)をするときに非常に有効で,算用数字といわれるゆえんである。インドの数字がヨーロッパでふつうに使われるようになったのは意外に遅く13~14世紀以降である。…

※「算用数字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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