節竹(読み)よだけ

精選版 日本国語大辞典 「節竹」の意味・読み・例文・類語

よ‐だけ【節竹】

〘名〙 節(ふし)のある竹。一説に、若い竹。よい竹。
書紀(720)継体七年九月・歌謡「隠国(こもりく)泊瀬(はつせ)の川ゆ 流れ来る 竹の い組竹余嚢開(ヨダケ) 本辺をば 琴に作り 末辺をば 笛に作り」
[補注]他に、節と節との間が長い竹、または、節間の立派な竹とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「節竹」の意味・読み・例文・類語

よ‐だけ【節竹】

ふしのある竹。よい竹、または若い竹、また単に竹の意などの説がある。
「泊瀬の川ゆ流れ来る竹のい組竹―」〈継体紀・歌謡〉

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