築泥(読み)ツイヒジ

デジタル大辞泉 「築泥」の意味・読み・例文・類語

つい‐ひじ〔‐ひぢ〕【泥】

《「つきひぢ」の音変化》「築地ついじ」に同じ。
「童べの踏みあけたる―のくづれより通ひけり」〈伊勢・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の築泥の言及

【築地】より

…築泥(ついひじ)からの転で,字のごとく本来は練り土を積み上げて造った塀。現在知られている最も本格的なものは,1尺(約30cm)ほどの石垣積みの基礎上の両側に6~10尺ごとに須柱(すばしら)と呼ばれる柱を立て,その外面に幕板という仮枠をあててその中に練り土を入れ,棒で突き固める〈版築(はんちく)〉という手法による。…

※「築泥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android