米代(読み)こめだい

精選版 日本国語大辞典 「米代」の意味・読み・例文・類語

こめ‐だい【米代】

〘名〙 米を買う金。米の代金
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中「一月でも店賃と米代(コメダイ)を庇(かば)はうと」

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デジタル大辞泉 「米代」の意味・読み・例文・類語

こめ‐だい【米代】

米を買う金。

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日本歴史地名大系 「米代」の解説

米代
よねだい

[現在地名]会津若松市米代一―二丁目・山鹿町やまがまち湯川町ゆがわまち

つるヶ城の西、本一之ほんいちの丁の南に東西通りが四条あり、北から米代一之丁、米代二之丁、米代三之丁、米代四之丁といい、すべて大町おおまち通から西へ入る道である。この四丁を総称して米代といい、頭に米代を付して本丁と区別した(新編会津風土記)。蘆名氏時代からあった名称で、稲台・米袋と書かれたこともあった。信州深志ふかし(現長野県松本市)城主小笠原長時は、弓馬礼式の家の嫡流であったが、天文二三年(一五五四)武田信玄と戦って敗れ、京師に出奔

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