米谷ふみ子(読み)コメタニフミコ

デジタル大辞泉 「米谷ふみ子」の意味・読み・例文・類語

こめたに‐ふみこ【米谷ふみ子】

[1930~ ]小説家大阪の生まれ。本名富美子ふみこ米国留学後米国人作家と結婚小説の道に入る。「過越しの祭」で芥川賞受賞。他に「遠来の客」「ファミリー・ビジネス」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米谷ふみ子」の解説

米谷ふみ子 こめたに-ふみこ

1930- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和5年11月15日生まれ。抽象画家をこころざし,関西女流美術賞をうける。昭和35年アメリカに留学,アメリカ人作家と結婚。自身の体験をとりいれて小説をかきはじめ,60年「遠来の客」で文学界新人賞,61年「過越しの祭」で芥川賞,平成10年「ファミリー・ビジネス」で女流文学賞。大阪出身。大阪女子大卒。本名は富美子。作品はほかに「風転草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android