粋然(読み)スイゼン

デジタル大辞泉 「粋然」の意味・読み・例文・類語

すい‐ぜん【粋然】

[ト・タル][文][形動タリ]純粋なさま。まじりけのないさま。
「―たる霊秀の気のあつまる処」〈雪嶺真善美日本人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粋然」の意味・読み・例文・類語

すい‐ぜん【粋然】

〘形動タリ〙 まじりけのないさま。純粋なさま。
※艸山集(1674)一四・和李梁谿戒酒詩「淵源根底於道徳仁義、粋然一出正」
※真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の本質「粋然たる霊秀の気の萃る処」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「粋然」の読み・字形・画数・意味

【粋然】すいぜん

純一

字通「粋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android