粗相(読み)ソソウ

デジタル大辞泉 「粗相」の意味・読み・例文・類語

そ‐そう〔‐サウ〕【粗相/×麁相】

[名](スル)
不注意や軽率さから過ちを犯すこと。また、その過ち。「お客様に―のないように」
大便小便をもらすこと。「子供が遊びに夢中で―する」
[名・形動ナリ]
粗末なこと。粗略なこと。また、そのさま。
「扇なども、賜はせたらむは、―にぞあらむかし」〈栄花・わかばえ〉
軽薄であること。そこつなこと。また、そのさま。
「ある―なる人、据え風呂を取りちがへ井戸へはまりけるが」〈咄・御前男・一〉
[類語](1失敗落ち度過失不手際過誤手違い失策失態不覚しくじり間違いへまどじぽかミスエラー/(2失禁おもらし垂れ流し遺尿寝小便おねしょ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android