粗糖(読み)そとう

精選版 日本国語大辞典 「粗糖」の意味・読み・例文・類語

そ‐とう ‥タウ【粗糖】

〘名〙 製糖したままの精製してない砂糖。黄色ないし赤褐色で、精製すると白くなる。
※東京大正博覧会出品之精華(1914)〈古林亀治郎〉五「明治製糖株式会社の製糖は粗糖、精糖共に品質頗る優良にして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「粗糖」の意味・読み・例文・類語

そ‐とう〔‐タウ〕【粗糖】

精製していない砂糖。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「粗糖」の意味・わかりやすい解説

粗糖
そとう
raw sugar

粗製甘ショ糖結晶原料糖ともいう。甘蔗茎を圧搾機で絞り,汁液をろ過濃縮結晶化したもの。着色して赤粗 (あかざら) の形をとった不純物の多い分蜜糖である。精製糖工場で精製する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「粗糖」の解説

粗糖

 原料糖,原糖ともいう.産地で作られる粗精製の褐色の糖.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android