粗織(読み)アラオリ

デジタル大辞泉 「粗織」の意味・読み・例文・類語

あら‐おり【粗織(り)】

粗末な糸で目を粗く織ること。また、その織物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粗織」の意味・読み・例文・類語

あら‐おり【粗織】

〘名〙 そまつな糸で目をあらく織ること。また、その織物。
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉三「七艸は春秋両度に野に装ひ、春霞連山を粗織(アラオリ)蚊帳に変じ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android