精一杯(読み)せいいっぱい

精選版 日本国語大辞典 「精一杯」の意味・読み・例文・類語

せい‐いっぱい【精一杯】

〘副〙 (形動) 力のある限り。できる限り。こん限り。力いっぱい。
※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)四「始めの恨み百分一聞えませぬが精一杯、あとは互に抱き付き」
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三「其処(そこ)へ附込んで性(セイ)一ぱいねぎりつけて買落す策があるヨ」

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デジタル大辞泉 「精一杯」の意味・読み・例文・類語

せい‐いっぱい【精一杯】

持っている力のすべてを出すこと。力のかぎり。できるかぎり。副詞的にも用いる。「精一杯おしゃれをして出掛ける」「食べていくだけで精一杯だ」「精一杯努力する」
[類語]力一杯極力力任せ精精鋭意体当たり燃焼力ずく腕ずく根限り力の限りしゃかりきがりがり血の出るよう

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