精彩・生彩(読み)せいさい

精選版 日本国語大辞典 「精彩・生彩」の意味・読み・例文・類語

せい‐さい【精彩・生彩】

〘名〙
① うつくしいいろどり。かがやくひかり。つや。光彩
塩山仮名法語(1387頃)初端「只自ら無道心なる故と思ひしりて、猛く精彩をつくべし」 〔李白‐感興八首詩〕
② 生き生きとした表情様子活気のある姿。
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石停留所「尋常の雑務とは切り離された特別の精彩(セイサイ)を帯びたもの」 〔宋玉‐神女賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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