糜費(読み)びひ

精選版 日本国語大辞典 「糜費」の意味・読み・例文・類語

び‐ひ【糜費】

〘名〙 奢(おご)りにまかせて費やすこと。また、その費用
※続日本紀‐宝亀一一年(780)三月辛巳「今者地闢戸減而患不足、由於糜費也」
※新聞雑誌‐四〇号附録・明治五年(1872)四月「聖武天皇国力を仏教に麋費す」 〔魏志‐衛覬伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「糜費」の読み・字形・画数・意味

【糜費】びひ

浪費。〔梁書、王神念伝〕先にり。妖巫百姓を欺惑し、、糜費極めて多し念の至るにび、(すなは)ち毀撤(きてつ)せしむ。

字通「糜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android